オーストラリアのスポンサービザはどうやって取る?働きながら取得したリアルな流れ

オーストラリアのスポンサービザ取得の流れを解説したアイキャッチ画像 オーストラリア生活
オーストラリアでスポンサービザを取得した実体験をもとに流れをまとめました

こんにちは〜、来世はコアラになりたいです🐨

最近、ビザに関する情報をSNSでよく見かけるようになりました。学生ビザだけでなく、国籍問わず永住を目指す人も年々増えている印象です。
オーストラリアで長く働きたいと思ったとき、「スポンサービザ」という言葉をよく聞くと思います。

でも正直、

・どうやって取るの?

・自分でも取れるの?

・難しいんじゃない?

と、最初はよく分からないことだらけでした。

結論から言うと、スポンサービザは簡単ではないですが、日々の働き方や信頼の積み重ねでチャンスはあります。

今回は、実際に経験した流れをもとにリアルな体験ベースでまとめてみます。


スポンサービザとは?

まず、スポンサービザとは、雇用主がスポンサーとなり、オーストラリアで働くためのビザのことです。

一般的にフルタイムでの雇用が前提となり、長く同じ職場で働くことが求められます。

ワーキングホリデーとは違い、より安定して働くためのビザです。また、申請にはいくつかの条件があります。

例えば、

・最低年収の基準を満たしていること

・職業リストに掲載されている職種であること

などが必要になります。

ただし、これらの条件は毎年変更されることもあり、去年は申請できた職種でも今年は対象外になることもあります。

実際に私の周りでも、同じ職種でもタイミングによって申請できる・できないが変わるケースを見てきました。そのため、最新の情報を確認しながら進めることがとても重要です。

さらに、年収の基準も年々上がっているため、例えばシェフで申請する場合でも、ある程度のスキルや経験が求められると感じました。

※条件はビザの種類や時期によって異なるため、必ず最新の情報を確認してください。


実際の流れ

いきなり「スポンサービザになってください」「はい、いいですよ」とスムーズに話が進むわけではなく、まずは雇用主との信頼関係を築くことが大前提になります。

これはビザに限らず、どんな仕事でも同じですが、特にスポンサービザの場合はより重要だと感じました。

私はクイーンズランドで働いていた頃を含めて、これまで2件のレストランからスポンサーのオファーをいただきました。

どこも2年近く働いた職場で、環境も良く、働くのが好きな場所でしたが、西オーストラリアへ移住する予定があったため、新しい環境でスポンサーを探すことにしました。

  1. 普通に働く

まずは、とにかく普通に働くことから始めました。私は「どんな人と働くか」を大事にしているので、いくつかの職場を掛け持ちしながら、

・長く働ける環境か

・お店の雰囲気やチームの関係性

・ビジネスとして安定していそうか

などを見ていました。

その中で、自分の仕事への姿勢やコミュニケーションを通して、少しずつ信頼を築いていくことを意識していました。

  1. 信頼される

仕事にも慣れてきて、ボスとの会話の中でも信頼されていると感じる場面が増えていきました。働き始めて2ヶ月ほど経った頃には、「入ってきてくれてよかった」と言ってもらえたことで、少しずつ信頼関係ができてきたと実感しました。

  1. スポンサーの話が出る

私のビザの期限が残り4ヶ月ほどになったタイミングで、今後についてどう考えているかを聞かれました。その際に、私の方からスポンサーになってもらえないか相談しました。

ただ、働き始めてまだ数ヶ月だったこともあり、すぐに返事をもらえるわけではなく、「上のボスとも相談する」といった形で、少し様子を見るような流れになりました。

その後も何度か話し合いを重ね、約1ヶ月後に「契約を進めよう」と正式に決まりました。そのときは本当に安心しました。

チームの雰囲気も良く、自分自身も成長できると感じていた職場だったので、ようやくビザ申請に進める段階に来たと感じました。

  1. 条件確認

申請を進めると決まってからは、比較的スムーズに話が進みました。契約内容を確認し、サインを交わして完了です。

ビザ申請費用については、雇用主が負担する部分と、個人が負担する部分があります。私の場合は、雇用主が負担する費用は会社が支払い、その他の費用は自分で負担しました。

ただ、周りの話を聞くと、本来雇用主が負担する費用を個人に求めるケースもあるようで、条件は会社によって大きく異なると感じました。

その後は、会社が契約している移民弁護士の方とやり取りをしながら、必要書類を準備していきました。

  1. 申請スタート

ですが、実際は…

承認が出たのは2026年2月。約6ヶ月かかりました。想像以上に時間がかかり、正直かなり長く感じました。

途中で不安になり、移民弁護士に状況を確認したところ、「単純に処理が遅れているだけ」とのことでした。

そして承認後、フルタイム契約が開始され、現在はその職場で働いています。


必要な条件

スポンサービザを申請するにあたって、私が実際に感じた「必要な条件」や「あった方がいいスキル」についてまとめます。

※条件は職種や会社によって異なるため、あくまで一例です。

■ 英語レベル  

申請には、IELTSでいうとすべての項目で5.5以上が目安とされています。  日常会話だけでなく、仕事でのやり取りができる英語力は必要だと感じました。

■ スキル・経験  

これは日本人の方であれば自然とできていることが多いと思いますが、  「使ったものを元に戻す」「整理整頓をする」といった基本的なことがとても重要です。

オーストラリアでは、こういった細かい部分まで徹底されていないこともあり、  その“当たり前”の行動が、結果的にプラスの評価につながると感じました。

■ コミュニケーション  

私はオーストラリアで複数のレストランのキッチンで働いてきましたが、  どの職場でも共通して大切だと感じたのがコミュニケーションです。

キッチン内だけでなく、ホールスタッフとも連携しながら仕事を進めるため、  チーム全体で協力し合うことがとても重要になります。

お互いのことを理解し、サポートし合える関係を築くことで、  サービス全体もスムーズに進むと感じました。


大変だったこと

【スポンサーを探すこと】  

一番大変だったのは、スポンサーになってくれる雇用主を探すことでした。

求人を見ても、スポンサー対応のレストランはかなり限られていて、  調べても同じお店ばかりが出てくるような状況でした。

実際に見つけるまでには数週間ほどかかり、  その中で私はパースで3件ほどスポンサー実績のあるレストランで働きながら、

・職場環境が自分に合うか  

・長期で働けるか  

・ビジネスとして安定していそうか  

を見極めて、最終的に1つの雇用主に絞りました。

【ストレス・不安】  

申請を進めると言われてからも、不安は完全には消えませんでした。

実際に、一緒に働いていたメンバーのパートナーが、  別のレストランでスポンサーの話を進めていたものの、ビザが切れる直前になって「やっぱり申請できない」と言われた、  という話を聞いていたからです。

そのため、契約書にサインをするまでは、  常にどこか不安があり、落ち着かない状態が続いていました。

【職場との関係】  

大きなトラブルはありませんでしたが、  ビザが関わることで、普段以上に職場との関係を意識するようになりました。

自分の働き方や立ち振る舞いもより気をつけるようになり、  自然とプレッシャーを感じる場面も増えたと思います。それでも、チームの雰囲気は良く、  関係自体は良好な状態で進めることができました。


メリット・デメリット

メリット

・長くオーストラリアで働ける  

・収入が安定する  

・将来の選択肢が広がる

デメリット

・職場に依存する形になる  

・簡単に辞められない  

・精神的なプレッシャーがある

・職場との関係がより重要になる

向いてる人 / 向いてない人

向いてる人

・長くオーストラリアで働きたい人 

・同じ職場で継続して働ける人  

・安定を重視したい人

向いていない人

・自由に仕事を変えたい人  

・環境を頻繁に変えたい人

・プレッシャーに弱い人  

まとめ

スポンサービザは簡単に取得できるものではありませんが、オーストラリアで長く働きたい人にとっては大きなチャンスのひとつだと思います。

実際に経験してみて、良い面も大変な面もどちらもあると感じました。

正直、大変なことも多いですが、それでも「ここで働き続けたい」と思える人にとっては、挑戦する価値はあると思います。

これから目指す人の参考になれば嬉しいです🌿

※この記事は私の実体験をもとに書いているため、条件や流れは個人や時期によって異なる場合があります。

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